2023.04.01
～作家紹介～ 山下 大五郎
山下 大五郎（１９０８年〜１９９０年）
1908（明治41）年、神奈川県藤沢市に生まれた山下大五郎は、東京美術学校在学中に帝展に入選。
以降、第1回文展（現在の日展）、第3回文展で特選を受賞し、31歳で文展無鑑査となりますが、1944（昭和19）年に召集され、終戦後3年間ソ連に抑留されます。
帰国後の1949（昭和24）年、仲間とともに創元会を脱会し、立軌会を結成。以後亡くなるまで立軌会を作品発表の場としました。
1960年代頃より日本の原風景に画題を求め、北海道から鹿児島まで各地を歩きます。
1977（昭和52）年頃から1990（平成2）年に亡くなるまでの間、安曇野の風景に魅了され、頻繁に通い、多くの作品を残しました。
「安曇野豊穣」 油彩
